Archive for the ‘歴史’ tag
普通の人であることの難しさ - 「ホテル・ルワンダの男」
「ホテル・ルワンダ」という映画があります。
1994年のルワンダ虐殺において、自らが支配人を務めるホテルに犠牲者を匿い、1200人以上の命を救ったポール・ルセナバギナさんという方の実話に基づく物語です。もともと国内での上映予定は無かったそうなのですが、Web上での有志の活動によって上映が決定されることになり、当時話題になりましたね。
本書「ホテル・ルワンダの男」は、そのポール・ルセナバギナさん自らが体験を記した本です。 原書のタイトルは「An Ordinary Man」で、「(どこにでもいる)あるひとりの普通の男」といった意味になります。本書の意図は、なによりもこのタイトルに表現されていると思います。まあ確かに、映画のタイトルを冠した方がキャッチーだと思いますけどねー…。
まず形から帰ろう - 「ブレインルール」
お昼ごはんを食べた後、オフィスに戻って机に着いて。さあ、午後の仕事をはじめよう。てきぱきてきぱき…。
こういうふうに仕事をしている人は沢山いらっしゃいますね。ぼくにはとてもできない。
でも違うんだ!私が怠惰なわけじゃない。私が悪いんじゃない、そう…脳が!脳が悪いんだ(びかびかー←雷)!
そんな主張に説得力を生むのが(そうかな…)本書、「ブレインルール」です。
今回のマインドマップでは、セントラルイメージが曖昧になってしまいました…。
作れるものは見えるもの - 「アンティキテラ 古代ギリシアのコンピュータ」
むかーし、「ムー」とか「マヤ」とか、所謂オカルト・超自然系の雑誌を時々呼んでいたことがあったのです。その中でもワクワクして読んだのは、UMAではなくUFOでもなく陰謀論でもなく(そういうのもキライじゃないですけど)オーパーツに関するトピックでした。
本書「アンティキテラ 古代ギリシアのコンピュータ」で扱っている機械は、一見まさにオーパーツ、時代に合わない工芸品です。
科学者の人間模様 - 「そして世界に不確定性がもたらされた」
量子力学の理論が知りたいなら、多分ブルーバックスの本を数冊読むのが判りやすいのではないかと思います。本書「そして世界に不確定性がもたらされた」は、むしろ人間模様を読む本と見つけたり!(勝手に)
科学者だって、好きなやつも嫌いなやつもいますよ!にんげんだもの!