部屋の象を直視できるか - 「最後の授業」
Youtubeなどによって、私たちは世界中の様々なスピーチを聞けるようになりました。その中でも最も有名なもののひとつに、カーネギーメロン大学教授のランディ・パウシュさんの「最後の授業」があります。
膵臓がんに冒されていた彼は、自身の命が長くないことを知らされていました。そんな状況で、如何に夢を叶えるかをデーマに行った講義が、「最後の授業」でした。
その講義を踏まえ、彼が伝えたい内容を更に補足して語ったものが、本書「最後の授業」です。
顧客にもたらす価値に着目 - 「アジャイルな見積りと計画づくり」
本書「アジャイルな見積りと計画づくり」は、「Scrum and XP from the Trenches」でも触れられていた、Mike Cohnさんの「Agile Estimating and Planning」の邦訳です。
かもすぞー、も納得 - 「子供の科学 / 2009年6月号」
我が家では、菌類を大々的にフィーチャした漫画「もやしもん」が人気沸騰なのですが(やや誇張)、今月の子供の科学の特集は菌類のお話でした。
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自己啓発は逆効果? - 「The Economist / June 13th 2009」
「やればできる!」「あなたに眠っている本当の能力を活かせ!」系の自己啓発本がベストセラーになるようになって結構経ちます。
私もご多分に漏れず、「自己信頼」とか読んでみたりしていますが、先週のThe Economist誌の「Science&Technology」セクションに、ちょっと面白い記事が載っていました。以下でオンラインでも読めます。
*ポジティブシンキングがもたらすネガティブな結果
Positive thinking’s negative results (Economist.com)
読み取るにはまだ若かったか… - 「自己信頼[新訳]」
どうも、私は最近方向性を見失っている感があり、色々と考えを広げるためにネタを収集しているのです。そんな中で、Amazonでオススメされている本書を見つけたのでした。
あのオバマ大統領の座右の書で、自己啓発の祖!160年以上に渡って読み継がれている名著!ううむ、なんだか悟りが開けそうな予感が。ぽちっとな(←方向性を見失っているのである)。
そんな経緯でニヤけた箱に入って飛んできたのが、本書「自己信頼[新訳]」です。
普通の人であることの難しさ - 「ホテル・ルワンダの男」
「ホテル・ルワンダ」という映画があります。
1994年のルワンダ虐殺において、自らが支配人を務めるホテルに犠牲者を匿い、1200人以上の命を救ったポール・ルセナバギナさんという方の実話に基づく物語です。もともと国内での上映予定は無かったそうなのですが、Web上での有志の活動によって上映が決定されることになり、当時話題になりましたね。
本書「ホテル・ルワンダの男」は、そのポール・ルセナバギナさん自らが体験を記した本です。 原書のタイトルは「An Ordinary Man」で、「(どこにでもいる)あるひとりの普通の男」といった意味になります。本書の意図は、なによりもこのタイトルに表現されていると思います。まあ確かに、映画のタイトルを冠した方がキャッチーだと思いますけどねー…。
まず形から帰ろう - 「ブレインルール」
お昼ごはんを食べた後、オフィスに戻って机に着いて。さあ、午後の仕事をはじめよう。てきぱきてきぱき…。
こういうふうに仕事をしている人は沢山いらっしゃいますね。ぼくにはとてもできない。
でも違うんだ!私が怠惰なわけじゃない。私が悪いんじゃない、そう…脳が!脳が悪いんだ(びかびかー←雷)!
そんな主張に説得力を生むのが(そうかな…)本書、「ブレインルール」です。
今回のマインドマップでは、セントラルイメージが曖昧になってしまいました…。
ビッグブラザーはコンピュータ? - 「その数学が戦略を決める」
全ての人民が偉大なコンピュータによって制御され、人の意思がその価値を失った未来。そんなSFは幾つもありますが、いつまでもお伽噺として笑ってはいられない。そんな気にさせられるのが、本書「その数学が戦略を決める」です。
原始の心の声 - 「リスクにあなたは騙される」
ここ最近、ちゃんと自分で考えることの重要性を訴えかける本が増えてきた印象があります。脳トレや自己啓発本ブームも、会社や国が自分を守ってくれるとは思えない…そんな不信感を反映したものなのでしょうか(年金なんかは、自分たちの親のために払ってると思うしかないですねぇ)。
そんな中、特にリスクというものにどう向き合っていくべきなのかを論じているのが、本書「リスクにあなたは騙される」です。