Archive for May, 2009
科学者の人間模様 - 「そして世界に不確定性がもたらされた」
量子力学の理論が知りたいなら、多分ブルーバックスの本を数冊読むのが判りやすいのではないかと思います。本書「そして世界に不確定性がもたらされた」は、むしろ人間模様を読む本と見つけたり!(勝手に)
科学者だって、好きなやつも嫌いなやつもいますよ!にんげんだもの!
非機能要求グレード
NTT-DATAなどベンダ大手6社が検討を進めているという「非機能要求グレード」が公開され、現在パブリックコメントを募集中だそうです。
共食いの罪と罰 - 「眠れない一族」
一時期、吉野家にプレミアムがつくほどの騒ぎになったBSEですが、最近は報道される機会も減り、気にされることも少なくなってきました。どうやらBSE検査も緩和される方針みたいです。
そんなBSEの原因と言われる異常型「プリオン」タンパク質がどのような経緯で発見されたのか、プリオンによって引き起こされた病気の歴史や、そこに関与した様々な人物の活動を語った本が、本書「眠れない一族—食人の痕跡と殺人タンパクの謎」です。
物事を認識し、関連づけること - 「数字力」養成講座/「発見力」養成講座
私もこの現代社会で日々蟻の如く働くサラリーマンの端くれなので、こういう「ビジネスマンのための」みたいな惹句には弱いのです。メロメロです(古)。
アジャイルはもう古い?
私は日頃、ソフトウェア開発、特に開発プロセスに関する仕事をしています。そんなわけで、プロセス関連の情報はできるだけ集めるようにしているのですが、先日久しぶりにIvar Jacobson氏のブログを見たところ、ちょっと面白いエントリがありました。
Taking the Temp on Agile(Ivar blog)
なんでも、Agileの巨人の一人であるKent Beckがぶっちゃけたらしいのです。「もうAgileなんて古いってみんな言ってるよ!コミュニケーションなんて真っ平だ!みんなもっとコードが書きたいんだよ!」
ええ〜ッ(マスオさん風)。
今回はミニ・マインドマップで。もう10日以上前か…。
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泣いても笑っても、同じ空 - 「余命半年」
甘いものばかり食べて運動もしないので、大病するのもそう遠いことではないのでは…と戦々恐々とする昨今(大仰)。
本書の著者の大津さんという方は、私と同年齢なのですね。この人に限らず、同じ年代の人たちが日々様々なものごとと向き合い、深く考えを巡らせているのだということを、些かの焦りとともに再認識した次第。
心理学と紙一重 - 「経済は感情で動く」
「松・竹・梅」があれば、「竹」を選ぶ。FXでちょっと負けると、損を取り返そうと追銭して損を増やす(しくしく)。そんな私の行動を説明してくれるのが、行動経済学というものらしい…。
ちょっと前に手に取って読んだ本のうち、2冊が行動経済学に関するもので、今更ながらに流行っているのを認識したり。これはそのうちの一冊です(もう一冊は『予想通りに不合理』)。
フェルミさんの概算アプローチ - 「地頭力を鍛える」
最近は「××力」というコピーを使った書籍が多いですね。やっぱりキャッチーだからでしょうか。
私は比較的簡単に吊られる方なので(ミーハー)、平積の表紙に見つけた「地頭力」や「フェルミ推定」って何じゃいな、と手に取ってみたのでした。
塹壕よりScrumとXP(Scrum and XP from the trenches)
アジャイル開発手法の広く知られたもののひとつにScrumがあります。
以前、Scrumの適用についての優れた文書である「Scrum and XP from the trenches」の邦訳を、著者のHenrik Kniberg氏の許可を得て「豆魂」というサイトで公開していたのですが、「豆魂」が見られなくなってしまったので(泣)InfoQさんへのポインタを示しておきます。
ご興味のある方は是非ご参照ください。
心をフル××に! - 「うた魂」
連休なので、録画したままハードディスクの肥やしになっていた映画を観ようと、とりあえず気軽に観られそうな「うた魂」を観てみました。
うーん、なんという直球。でも合唱ってやっぱり琴線に触れるものがあります。